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Toll, Nike and Stockland team up to earn Australia’s first whole-building carbon neutral honours

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Nike facility Altona Melbourne

メルボルンのアルトナノースにあるトールのNike専用倉庫は、オーストラリアで初めて、全国カーボンオフセット基準(NCOS)に基づく建物全体のカーボンニュートラル認証を取得した施設になりました。

ストックランドが所有するトール・Nikeの物流施設の認証により、トールのエネルギー効率への多額の投資が締めくくられます。またこのプロジェクトは2017年の全国エネルギー効率賞で最優秀産業プロジェクトに選ばれました。サイトのエネルギー効率化プログラムでは、 145個の個別の電気モーターによって動かされる長さ2.5kmのコンベヤーシステムへのアップグレードと、高効率LEDを使用した1,300個の照明器具の設置を行いました。これにより、サイトの総電力消費量が半分になり、NCOSが求める温室効果の削減目標を上回りました。

このサイトはNikeとトールにとって初めての、またストックランドの物流事業で初となるグリーンスターパフォーマンスの格付けを獲得しました。

NikeOperations DirectorであるMarie Varrasso氏は、施設の成功は効率化とコスト削減を推進しながら二酸化炭素排出量を削減するというコミットメントを反映しているとともに、顧客に直接還元されるものだ、と述べました。

「このコラボレーションを通じてサプライチェーンが継続的に改善され、最終的にはNikeの靴、アパレル、スポーツ用品の顧客に利益をもたらしています。それは特別な関係であり、私たちの全ての行動の中心にイノベーションがあります。」Varrasso氏は語りました。

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Nike facility in Altona, Melbourne

トールグローバルロジスティクスの代表であるChris Pearce氏は、カーボンニュートラル認証とグリーンスター格付の取得を可能にしたのは、トール、ナイキ、ストックランドのパートナーシップであると謝辞を述べました。

「トールとNikeのパートナーシップは、この施設が1999年に建設されたときに始まりました。これはトールの専用倉庫部門によって建設された最初の配送センターであり、当時このタイプのサプライチェーンサービスは事実上市場に存在していませんでした。」

「ほぼ20年後の今、Nike、トール、ストックランドがこの相応しくも画期的な認証を取得した事は、継続的なイノベーションの証でもあります。環境への負荷を減らし、事業全体でよりスマートで持続可能なソリューションを導入するという私たち共通の取り組みを示す、全員にとって画期的な成果です」とPearce氏は加えました。

ストックランドのロジスティクスおよびビジネスパークGeneral ManagerであるTony D’Addona氏は、ストックランドがアルトナ流通センターでカーボンニュートラル認証およびグリーンスター格付を獲得したことに感動していると述べました。

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Toll employee at Nike facility

「私たちは、倉庫の温室効果ガス(GHG)排出量を削減するという究極の目標を掲げて、過去数年間、アルトナ流通センターでさまざまな持続可能イニシアチブを導入するべく懸命に取り組んできました」とD’Addona氏は述べています。

「カーボンニュートラル認証の過程は、持続可能性に対する管理手法の改善に確実に役立つとともに、倉庫および物流事業にとって価値のある教育プロセスとなりました。私たちの物流資産で初のグリーンスターの格付けを獲得することは、物流資産の持続可能性へのアプローチを改善することにも役立ちました。これをさらに発展させ、将来の開発や運用に学んだことを適用できることを楽しみにしています。」

トールとNikeは、タスマニアの森林保全プロジェクトとタイのエネルギー回収型廃水処理施設に投資することで、建物から発生する残りの温室効果ガスの排出量を相殺しました。これらのプロジェクトは、地域の生物多様性と在来種を保護するとともに地域の仕事を支援し、温室効果ガスの排出を削減します。